マンション購入

女性の一人暮らし、賃貸と購入、どちらがいいの?

賃貸での生活が長くなると、家賃の支払い額が勿体無く感じてきますよね。
そうは言っても、まだまだ人生で何があるかわからない状況でマンションを購入していいものか、悩まれるかと思います。
特に女性の場合は、転勤や転職だけでなく、結婚、出産、といったライフイベントも考えなければいけません。
この記事では、マンション購入のメリット、デメリットを解説していきます。
ご自身にとってより良い選択をする助けになれば嬉しいです。

メリット

①月々の家賃支払いとほぼ同額の支払いで、不動産資産が手に入る

家賃の支払いがもったいない、と思ったことはありませんか?私を含め、多くの方がこのように考えたことをきっかけにマンション購入を考え始めています。
私は、なんで見ず知らずの人のローンを代わりに支払っているのだろう、とよく思っていました(笑)

では実際に、賃貸とマンション購入のどちらの方がお得かというと、賃貸と購入では月々の支払い、生涯の支払いは大きくは変わらないため、なんとも言えない微妙なラインです。ただし、購入の場合同じ支払いなのに、マンションがご自身の資産として残ります。

ただし、早めにマンションを購入し、かつ、長生きする場合は、購入した方が生涯で住居にかける費用は少なくなります。
日本は世界でもトップクラスの長寿国であることに加え、女性の方が長生きするといった統計もありますので、早めに購入することは費用面で見るとお得だと思います。

②同じ月々の支払いで、より良い住居環境

マンションを購入した場合、多くの場合、賃貸と同じ月々の支払い額で賃貸よりも良い住居環境で生活ができます。住まいの面積が広くなったり、住宅設備のグレードが上がります。
実際に、私が物件を購入して、賃貸から住み替えた例を紹介します。

【もともと住んでいた賃貸物件】アパート 月の支払額6.3万円(家賃6万円、謎の北ガスのボイラー・暖房機器のリース:0.3万円)
・東西線西11丁目駅 徒歩15分(※普段は市電を使ってました)
・1LDK(34平米)、2階、アパート
・築2年
・ペット可
・オートロック&宅配ボックス有り
なぜか、新築で入居したにもかかわらず、夏には窓も開けてないのに蚊が大量発生。
それに加えて、隣の部屋との壁が薄く、いつも隣の人の生活音で目が覚めてました…。

【住み替えた購入物件】 SRCマンション 月の支払額6.6万円(住宅ローン返済額5万円※リノベ代込み、管理費・修繕積立金1.6万円)
・東西線(円山の方の駅) 徒歩3分
・2LDK(59平米)、3階、北西東の三面採光の角部屋
・築30年近い中古マンションをフルリノベ(2LDK→1LDK)
・ペット可
・オートロック&宅配ボックス有り
・管理人さん常駐(クリーニングや宅配便を出しといてもくれます)
・24時間ゴミ捨て可

このように、同じ支払額でも、住居のクオリティに大きな違いが出てきます。特に女性の場合は、セキュリティ面なども気にされるかと思います。オートロックに加え、常駐の管理人さんがいるのは安心です。

また、中古マンションを購入し、リノベーションする場合は、さらに自分の生活や好みに合わせた住環境を作れます。
※リノベーションについてはまた別の記事にて解説します。

③団信が生命保険がわりになる

マンションを購入して住宅ローンを組むと、団体信用生命保険、略して団信が(多くの場合)追加の支払いなくついてきます。

団体信用生命保険とは、ローン返済中に、万が一、死亡してしまった場合にはローンの残債を0円にできるというものです。
残ったマンションは売却してお金に換えることもできるため、ローンの残債と同額の生命保険に加入していると考えることができます。
私はもともと生命保険には入っていませんでしたが、今回、マンション購入とともに、団信がついてきましたので、今後も生命保険に入らない予定です。

また、生命保険に加入されている方は、これまで加入していた生命保険を見直しすることで、保険料を安くできるかと思います。

④資産運用できる

需要の高いマンションを購入している場合に限りますが、マンションは、売却したり賃貸に出したりすることができます。

独身の頃に購入し、その後結婚してもっと大きなマンションが必要となった場合でも、独身の頃に購入したマンションを運用することで、新しく購入するマンションのローン返済の助けにすることもできるでしょう。
そのためにも、購入の際には、”売れる””貸せる”物件を選ぶようにしましょう。

デメリット

①住宅ローンの金利が上昇すると、月々の支払いが増える(利息の負担が増える)

現在の日本の住宅ローンの金利は、1%を切っているものが大半で、世界的に見ても高く有りません。ただし、今後は金利が上昇すると言った話もあります。たった0.1%の金利の上昇でも、総額で見ると支払額はそこそこ増えるでしょう。
金利が上昇した際には、支払い額が増えることも理解した上で、購入の計画を立てましょう。

②急に住み替えが必要になった時に対応が大変、すぐに売却できない

不動産は資産は資産でも、最も現金化しにくい資産です。
自分の人生の計画にない、急なアクシデントなどによって売却したいと思っても、高額であること、購入者が限定されてしまうことなどから、お金に換えるには時間がかかるということも注意しておきましょう。

まとめ

マンション購入にはメリット、デメリットがあります。
単純に、一生独身で暮らすのであれば、早いこと購入してしまった方が生涯の住居にかける費用は少なくなりますし、少ない費用負担でより良い家に住めます。
一方で、今後の社会、自分の人生は予想がつかないため、マンションを購入したことが将来的にはマイナスに働いてしまう場合もあります。

メリットもデメリットも理解した上で、よりご自身に適した選択をしてくださいね。

-マンション購入